奄美大島で食べたい島グルメ
- 株式会社 Modest inn Japan
- 2021年4月9日
- 読了時間: 7分
更新日:2021年4月13日

奄美大島は、沖縄と鹿児島の食文化の影響を色濃く受けた島料理や郷土料理、新鮮な魚介類や肉、島の野菜や季節のフルーツなど豊富な島の恵みが盛りだくさん。奄美大島の郷土料理や、南国フルーツなど、奄美大島に来たならぜひ訪れたい、島人(しまっちゅ)お墨付きのお店をご紹介します。
【北部エリア】
奄美大島を代表する郷土料理「けいはん ひさ倉」


奄美大島を訪れたら一度は食べておきたい鶏飯。 江戸時代の頃、薩摩の役人をもてなすための「殿様料理」とも呼ばれ、当時は鶏肉の炊き込みご飯のようなものだったそう。近代になって、ご飯に細かく裂いた鶏肉と錦糸卵、パパイヤの漬物、しいたけ、ネギ、たんかんの皮、海苔、紅ショウガなどさまざまな具材をのせ、地鶏を煮込んだスープを注いで食べる現在のスタイルになりました。
鶏飯は色々なところで食べられますが、空港と名瀬市の中間の龍郷町にある「ひさ倉」は、シマッチュ一押しの郷土料理店。こだわりの味を出すために、自家養鶏場と畑を持ち、鶏、卵、パパイヤなど具材は自家生産。旨味たっぷりの黄金色のスープを注いで食べる鶏飯は他とは一線を画する味。
住所:大島郡龍郷町町屋入511-1
電話:0997-62-2988
営業時間:11:00〜20:30(不定休)
島の美味しいお豆腐が食べられる「島とうふ屋」


一般的な「とうふ作り」に使われるにがりは豆腐を固めやすくする為に成分を調整していますが、ここのにがりは無調整。透明度20mの海から生まれた奄美のにがりを加えた豆腐は、ミネラルたっぷりでほのかに甘い口あたり。店おすすめの島とうふ屋定食は、湯葉やおから、豆腐料理ほか、肉や煮物など郷土料理が満載。週替わり定食も人気。食事を注文した人は、湯どうふや豆乳、奄美大島のソウルドリンク「みき」などが食べ放題なのも嬉しい。販売も行っており、とうふドーナツなどヘルシースイーツも。島のいろんな豆腐をぜひ食べ比べてみて!
住所:大島郡龍郷町中勝1561-6
電話:0997-55-4411
営業時間:11:00〜20:00
おいしい洋食が食べられる「ビストロ マンゴー」


空港近くにある造園屋さんの中の食堂。横浜や東京のホテルで経験を積んだオーナーが作る洋食はどれも絶品。ランチセットのスープも味に深みがあり、地元野菜のサラダもフレッシュ。夜は1品料理を提供。開放感のある店内はつい長居してしまいそう。
住所:奄美市笠利町平1247-1(奄美 興島園内)
電話:090-6677-2369
営業時間:11:30~14:00、18:00~21:00(木曜定休)
農園直営のジェラテリア「Le Fonte」


空港から国道58号線に突き当たる手前に立つ白い建物が印象的なジェラート屋さん。自家農園のフルーツをはじめ、奄美産の黒糖や海塩など奄美大島の素材にこだわった日替わりの10種類のフレーバーがショーケースに並びます。シングル、ダブル、トリプルから選べますが、3種類のフレーバーが楽しめるトリプルがおすすめ!甘さ控えめなのでペロリと食べちゃいます。
住所:大島郡龍郷町赤尾木1325-3
電話:0997-62-3935
営業時間:11:00~17:00(火曜定休)
【名瀬エリア】
奄美大島で最強の焼肉「伊勢屋」


最高級ランクの鹿児島黒毛和牛を自家製のタレでいただく「伊勢屋」。モランボン調理師学校出身のご主人自らの手でさばき、様々な部位を最高に美味しい状態で提供してくれます。おすすめは上肉盛り合わせですが、ホルモンの盛り合わせや黒豚に地鶏、メニューにある全てが至高。個室もあるのでゆっくり食べられます。地元でもかなりの人気の店なので事前予約を。
住所:奄美市名瀬幸町7−1
電話:0997-52-7517
営業時間:17:00〜22:00 火曜定休
沖永良部島にコーヒー農園を持つ「てるまに珈琲」


奄美大島には有名コーヒーチェーン店がない代わりに、個性豊かなコーヒー屋さんが点在しています。さらに奄美地方はコーヒー栽培に適するコーヒーベルトの北限に位置していることから、近年はコーヒー農園も増えています。そんな奄美地方の島のひとつ、沖永良部島で栽培された豆で淹れたコーヒーを提供するお店がここ。おしゃれな店内では、ドリップコーヒーほか、珍しいコーヒーの花のお茶が飲めたり、おいしいオムライスが食べられます。
住所:奄美市名瀬幸町12-22 もとじビル 1F
電話:080-8388-8080
営業時間:11:00~19:00(月曜定休)
隠れ家バーで島カクテルを「Shot Bar Concept」


屋仁川通りから路地を入ったところにある隠れ家バー「コンセプト」。心地よい音楽が流れる店内には世界各国のボトルがずらりと並んでいます。バーテンダーとの会話を弾ませながら、その美しい所作を間近で楽しめます。おすすめは時計草と呼ばれるパッションフルーツやスモモ、タンカンなど島特産の季節のフルーツを使ったカクテル。奄美大島らしいカクテルで粋な夜を。
住所:奄美市名瀬柳町13-16 (居酒屋一村を右折してすぐ)
電話:070-5693-5542
営業時間20:00-深夜2時頃 月曜定休※電話で確認すると安心です。
※名瀬の夜を楽しむために、屋仁川通り近くに「ささやかなおうち名瀬」がオープン予定!
【中南部】
島素材をふんだんに使った薬膳蕎麦「つむぎ庵」


マングローブ群生地近くに立つシマ桑、シマアザミ、長命草といった奄美の薬草を練りこんだ薬膳蕎麦が人気の店。満腹セットは薬膳蕎麦のほか、蕎麦の実を炊き込んだご飯、トロトロに煮込んだ黒豚軟骨、薬膳かき揚げなど奄美の美食が楽しめます。また、地元に人気の黒豚なんこつ丼は、黒豚一頭からわずか二本しか取れないという貴重な部位をじっくり煮込んだ逸品。ボリューミーな見た目ですが、女性でもペロリと食べられちゃうおいしさです。夜は前日までの事前予約のみ。
住所:奄美市住用町役勝87
電話:0997-69-2390
営業時間:11:30〜15:30(不定休)
ささやかなおうち市のお隣!お好み焼き「おおきに」


シマ(集落)唯一の貴重な飲食店!シマのおじぃ、おばぁが店先に座って井戸端会議をする姿が微笑ましいです。各種お好み焼き、モダン焼き、焼きそばなど、濃い味のお好みソースが食欲をそそります。どれもボリューミーで1つ食べれば満腹に。美しい海を眺めながら食べるお好み焼きは格別です。
住所:奄美市住用町大字市
電話:0997-69-2866
営業時間:11:00〜15:00、18:00~20:00(不定休)
瀬戸内産本マグロはここで「せとうち海の駅 シーフードレストラン」


古仁屋港のせとうち海の駅2階にある加計呂麻島と大島海峡を一望できるオーシャンビューのレストラン。奄美大島で忘れてはならないのが「クロマグロ養殖日本一」。ピンク色をした厚切りカットの本マグロは程よく脂の甘みが感じられ、とろける食感。本マグロ丼1,000円、本マグロお造り定食は1,600円。このコスパの高さはマグロ好きなら見逃せません!
住所:大島郡瀬戸内町古仁屋大湊26-14
電話:0997-72-4633
営業時間:11:30〜14:00(不定休)
ルックスも味もキラリと光るカレー「SPICE MAFIA」


古仁屋港の前に店を構える、港町では異形のスタイリッシュなカレー屋。マフィアではなく、イケメンお兄さんたちが店を切り盛りしています。店内に漂うスパイスの香りに胃袋が活発に動き出します。ベースとなるチキンカレーに好みの具材を追加トッピングするスタイル。地元の野菜と国産鶏ガラ出汁、島の黒糖と厳選スパイスがコラボするカレーはわざわざ食べる価値あり。日替わりのエスニックカレーも人気。ランチタイムは地元客で賑わっています。
住所:大島郡瀬戸内町古仁屋15-19
電話:0997-76-3439
営業時間:11:00〜15:00、18:00~20:30(木曜定休)
出来立てのつきあげをその場で頬張る「東江かまぼこ店」


つきあげはさつま揚げに似ている食品で、魚のすり身に豆腐を練りこんで揚げているため、ふんわりしていてほのかな甘みが特徴。奄美大島でも特に「古仁屋のつきあげ」がおいしいと有名です。古仁屋港近くに店を構える東江かまぼこ店は、店内でつきあげを作っていて出来立てを楽しめます。
住所:大島郡瀬戸内町古仁屋松江1-1
電話:0997-72-0310(不定休)
地元に愛される銘菓「大城もちや」


瀬戸内町役場前に店を構える創業60年以上のもち屋さん。地元で愛される手作りお餅とお菓子を製造販売しています。よもぎを練りこんだ「ふち餅」をはじめ、黒糖と餅粉で作るりゅうび餅や黒糖かりんとうなど、奄美の素材が詰まったお土産にもぴったりの地元の銘菓を購入できます。
住所:大島郡瀬戸内町古仁屋船津23-2
電話:0997-72-0328
営業時間:8:00~18:00(日曜定休)
気軽に利用できる宿泊施設のレストラン「宇検食堂」


宇検村のシンボル的な宿泊施設「開運の郷」内にある宇検村唯一のレストラン。店内は天井が高くガラス張りで開放的な雰囲気。ランチタイムのみ提供している郷土食が詰まった「奄美御膳」1,500円(税別)がおすすめ。10種以上の奄美の味が楽しめる贅沢なメニュー。夜は和食・郷土料理から中華・洋食まで楽しめます。奄美大島の黒糖焼酎の大手酒造メーカーが運営するだけあり、黒糖焼酎の種類が豊富。
住所:大島郡宇検村湯湾大潟浜2937-86(開運の郷 やけうちの宿内)
電話:0997-56-5656
営業時間:11:00〜14:00、17:00~22:00
やどんカフェ いちのいち


宇検村の最西端にある小さな屋鈍集落の際奥にあるカフェ。目の前に広がる海岸の波音を聴きながらテラスでお茶をしていると、どこからともなくフレンドリーな巨漢のニワトリが挨拶にやってきます。裏庭ではヤギのファミリーがのんびりお昼寝。ゆるーい奄美時間が流れるカフェで美しい海を眺めながら手足を伸ばしてリラックス。
住所:大島郡宇検村屋鈍1-1
電話:090-4243-3298
営業時間:12:00〜17:00(火・水・木曜日定休)
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